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心意気コラム

公開日:2023.10.18

最終更新日:2024.2.26

自己肯定感が低い人の気持ちが楽になるかもしれない方法

自己肯定感が低い人の気持ちが楽になるかもしれない方法

自己肯定感が低い人の気持ちが楽になるかもしれない方法

こんにちは、営業部営業企画課のさとうです。
最近身の回りで「自己肯定感が低い」と嘆く人を見かけます。自己肯定感が低いと、ことあるごとに「自分なんて…」と塞ぎ込んでしまい、ちょっと生きづらさを感じますよね。

そもそも自己肯定感とは?

自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。自己肯定感とは「自分の存在そのものを認める」感覚であり、「ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定的、好意的に受け止めることができる感覚」のことで、「自分が自分をどう思うか」という自己認識が自己肯定感を決定づけています。

一般社団法人 日本セルフエスティーム普及協会 https://self-esteem.or.jp/selfesteem/

外野から自己肯定感上げていこうよ!と無責任な励ましをしたり、たとえ本心で大丈夫!出来てるよ!と肯定したところで、本人には響かないのです。自己の肯定ですから、自分に満足できない限り改善はされません

自己肯定感を上げる方法

「自己肯定感 上げ方」で調べると、関連する記事がいっぱい出てきます。よく見かける方法を上げてみると、

  • ありのままの自分を受け入れる
  • 褒め言葉を素直に受け取る
  • 他人と比較しないこと
  • 自分は価値のある人だと知る

…こんなことが書かれています。

でも、ありのままの自分を受け入れられないから困っているのでは?褒め言葉を素直に受け取れないからもどかしいのでは?と思ったりします。

だったら、まずは無理に上げようとしなければいいのではないでしょうか。どうせ上げたところで、多くの人は人生ずっと肯定感上がりっぱなしなんてことはなく、「今日は調子いいな♪」とウキウキする日もあれば、失敗をして「今の自分世界で一番ダメだ~」と、どん底のときもあります。誰しもが山あり谷ありです。
ただ、長いことずっと「自分なんて…」と思い続けるのはちょっとつらいので、自己肯定感が上がらずとも気持ちが楽になればいいなと思っています。

とにかく考えない、考える隙を作らない

自己肯定感が低い人を見ると、「0か100」で考えてる人が多いなと感じます。「自己肯定感が0の自分ダメだ、上げなきゃ」とますます焦りが生まれます。

ここ数年の私の頭の中はこんな感じです。

そして今の私はこのへんにいます。 

0地点。もはや自己肯定感が高いとか低いとか、ほとんど考えていません。

振り返ると社会人になってから「自分なんて…」という悩みはだいぶ減ったように思います。お仕事をしていると、どうしたら解決できるかな?どうしたらクライアントの役に立てるかな?とばかり考えているので、自己肯定感の存在が頭にないのです。「(スキル面で)自分はまだまだだな」と思うことはしょっちゅうですが。前しか向いていないのである意味前向きかもしれません(笑)

少し前にお話したように感情に波がありますから、思う存分へこむ日もありますが、特に何もない日にまでわざわざ自分を粗末にしなくてもいいんじゃないかなと思います。

前を向いて動いていれば自信がついて、自己肯定感は上がってくる(と思う)

冒頭でお話したように、自分に満足できることが自己肯定感を上げることのポイントなので、自信をつけられれば自己肯定感が自然に上がってくると思います。
どうしたら自信がつくかを考えると、とにかくがんばるしかない気がします。なんだか精神論のようですが、自信はそのへんに転がっているものではないので、自分でつけていくしかないというのが自分の経験から思うことです。

結果はどうあれとにかくがむしゃらにがんばると、「誰が何と言おうと私はがんばった!」と、努力した事実に対する自信が生まれます。心のどこかで「時間が足りなくて~」とか「いろいろ条件があって〜」と言い訳をしているときは、まだがんばりが足りないかもしれない、と思うようにしています。まさに、自己肯定感が低いときの私は言い訳ばかりのタラレバ娘でしたから。

どうせ悩むなら「自分なんて…」と後ろ向きなものではなく、「どうしたら上手くできそうかな?」と前向きなものがいいですね。一度でも自己肯定感が高いとか低いとか考える隙を与えないくらい動き回って自信を積み重ねていくと、いつか気持ちが楽になる日がくるかもしれません。私もそうして、今は楽な気持ちで過ごしています。

このコラムを書いた人
さとうさき

山形県鶴岡市出身。東北芸術工科大学 企画構想学科を卒業し、新卒で川島印刷に入社。8年ほどWebディレクションのお仕事を行った後、ブランディングディレクターと広報・採用担当になりました。デスクワークでもくもく作業よりも、各地に足を運び、いろいろな方とお話することが好きなタイプです。

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