こんにちは。制作一課の、かんです。
8月30日に米沢商工会議所様主催の「若手社員向け 研修会&交流会」に参加してきました。
前半の研修では他の参加者とのグループワーク、後半の研修では“伝わる”ためのプレゼンテーションのコツを学んできました。
学んだままで終わらないよう、学んだことを発信します。
この記事で読めること
グループワークで得た気づき
前半の研修では主に、グループ分けされた他の参加者の方と共に、
自己紹介を踏まえた仕事の内容紹介や、仕事の悩みなどを共有し、
「どんな対策をするか」「どう考え方を変えるか」といった、
グループワークなどを行いました。
自分と似たような悩みから、その職業ならではの悩みまで実体験を基に聞くことができました。そのグループで出た「悩み」の解決策として、
「考え方を変える」
「誰かに相談する」
「慣れる」 etc…
といった風に分類分けして、解決策を模索し合いました。
自分を見つめ直すきっかけになりましたし、
友人以外で同年代の方と仕事について真剣に語り合う場は、
同期がいない自分にとって貴重な経験でした。
仕事でも生活でも、多少なりとも悩みはあるものかと思います。
このワークでは悶々と考え込むだけではなく、
“書き出し・分類分けをする”という、行動に移すことで気づける悩みや考え方もあると知り、他のことでもなにかを「行動に移すことで得られる物があるかも」と思いました。
この気づきを活かし、上手に自分や仕事に向き合っていきたいです。
“伝わる”プレゼンテーションの考え方と、スライドの作り方
この研修ではプレゼンの基本と構成の考え方を教えて頂き、各人で実践しました。
プレゼンって難しい
私は社内でやるような報告のための資料作りではなく、
聞き手にどう動いて欲しいのかという「伝える」だけでなく「変わってもらう」といったゴールの違いが特に難しく感じました。
「こんな機能があるよ」「こんな強みがあるよ」
といった”情報を伝える力”に加えて、
「これなら欲しい」「こっちの方が良いね」
と相手が感じるほどの”価値”を伝えることはやはり難しいです。
とはいえ、その価値を伝えるためにも前述した”情報を伝える力”は必須だと思いますので、今回の研修は”価値”を伝えるための第一歩として、良い経験になりました。
社内での報告や資料作りでも、「どうしたら伝わりやすくなるのか」という考え方を大事にしていきたいと改めて思いました。
構成から考えると楽かも
研修で資料作成をして、構成の段階から考えることの重要さを学びました。プレゼンでは、
「スライドで足りない情報を話し手が補足すること」
「聞き手の負担を減らす(情報の整理やデザインなども)」
などを考える必要があります。
話し手がいなくとも全て伝える必要がある報告書とは違い、
プレゼンは”読ませる”ではなく、”見せる”・”聞かせる”ための資料です。
そこで、構成を丁寧に作り込むことでスライドの前後の流れが明確になり、
聞き手の負担を減らし、読み手も資料の作成・発表がしやすくなります。
研修では下記の構成を基にスライドを作成しました。
- 導入 (例)○○に困ってませんか?
- 要点 (例)□□をおすすめします。
- 詳細 ※だいたい3つ(例)△が出来ます。
- 詳細の説明 ※1つの詳細につき1スライド
- 要点 (例)□□をおすすめします。
- 具体案
(例)まずは□□の本をご覧下さい。○○について知ることが出来ます。
短時間での研修でしたが、これがあるだけで情報をスライドに落とし込むのが楽になり、作成できました。
時間がないからとりあえず作る。ではなく、最初に構成を考える方が効率的なこともあるとプレゼン資料を作成する中で実感しました。
研修会に参加してみて
様々な業種の方とコミュニケーションを取れたことと、活気に溢れた同年代の方との取り組みを通して、多くの刺激や学びを得ることができました。
またプレゼンの基本を教えて頂き、しっかりと“伝わる”ものにするために
「聞き手の負担を減らすこと」
「構成を作り込むこと」
の重要さに気づきました。
この考え方を活かし、これまで作成した資料の見直しや、今後作成する資料が“伝わる”ものになるよう意識していきたいです。