こんにちは、制作部のはなです。
先日、ROKEN主催の若手社員研修に参加してきました。
2日間開催されたこの研修会では、入社5年以内の若手社員が豊富なカリキュラムを通して、仕事の仕組みや働く意義などを学びます。
この記事では1日目に学んできたことをお届けします。
多くのことを学んだ研修の中で、普段の生活で心がけるべきポイントを得られたので、二つご紹介します。
2日目の研修内容はこちらの記事で読むことが可能です。
この記事で読めること
グループワークで実践しながら学ぶ
1日目は、グループワークの中でコミュニケーションや役割分担を実践し、人間に必要な基礎力を身につけるトレーニングを行いました。
●人類の社会
私が新たな気づきを得た一つ目が「人類の誕生」という映像を見て発表するワークです。
原始時代から現代の企業活動での共通点を見つけることで、人間はいつの時代も集団の一員であること、どんな行動が繁栄や滅亡に繋がったかを会社に置き換えて学びました。
私たちが見つけた共通点がこちらです。
・家族や会社など集団のコミュニティがある
・コミュニティの中でそれぞれに役割がある
・よりよい方法や道具など発見したことを仲間に共有する
・道具を進化させる
・思いやりを持っている
最終的にまとめられたのが、思いやりがすべての行動に繋がっているということ。
思いやりが会社の中に溢れれば、「この方法が進めやすいから共有しよう!」「困ってそうだから力になれるかも!」など、社内の雰囲気だけでなく業務効率の向上にも繋がります。
私は原始時代と現代の比較を、私自身に置き換えて考えてみました。
ほんの些細な「これをしたら他の方も過ごしやすいかも」という気づきがなかったと、自身の行動を振り返り見直すきっかけになったと思います。後輩も増えてきたこともあり、自分以外の周りの状況に目を向け、困っていることや手伝えることがないか状況を見て判断が難しい場合、まずは声がけをしてコミュニケーションをとっていきたいです。
●言った、聞いてない事件簿
私が新たな気づきを得た二つ目が、コミュニケーションがうまくとれず、あわや一大事!という事件を発表し合い、その中でも一番大きなリスクがある事件をピックアップし原因や解決策を考えるワークです。「コミュニケーションがとれず起きたミスで会社が倒産してしまうかも…!」など恐ろしい意見も飛び交い、コミュニケーションの重要さを学びました。
相手に漏れなく情報を伝えられたと思っても、後になり意外と伝え漏れがあったという経験はありませんか?
コミュニケーションがうまくとれない要因は詳細が伝わらないことと、話し手と聞き手の知識や経験のギャップです。それを防ぐことに繋がるのが、5W3Hに「Whom」を追加した6W3Hです。
誰に伝えるのか意識することが大切になります。
自分が今話している人がどんな人か意識するだけでも、伝わりやすい言葉選びなどに繋がります。
業務効率やミスの防止のためだけに意識するのではなく、人類の社会で気がついた、相手へ対する思いやりから自然と行動に現れるものと気がつきました。
研修に参加してみて
今回の研修に参加したのは、去年に引き続き2度目でした。
去年とは違った視点で内容を学んだ結果、自分自身を振り返り、新たに目標を見つけることができました。それは、「人としての思いやりを持ち、自分本位ではなく相手本位で俯瞰して捉えること」です。私自身の成長に必要な基礎の部分なので、人に興味を持ちこれからの社会人生活に繋げたいと思います。