こんにちは、営業部のもんです。
先日、米沢商工会議所主催で開催されたWAKU WAKU WORK に参加してきました。
WAKU WAKU WORKとは、置賜の学校に地元企業、団体が集まり、生徒に数社の仕事を体験してもらい、地域の職の魅力を伝えることを目的とした学校訪問型職業体験です。
Iターン、Uターンなどの認知は広まりつつも、就職を機に地元を出てしまう若い人材は未だ多いのが現状です。そこで、川島印刷でも仕事の魅力、米沢で働く魅力を学生に知ってもらい、これからの選択のひとつとして考えてほしいといった思いで参加しています。
今回は、来年開校する米沢鶴城高校(米沢工業高校、米沢商業高校の合同)と、米沢中央高校で開催されました。私は米沢中央高校に参加したので、そこで感じたことをご紹介します。
この記事で読めること
米沢で働く魅力と可能性
今回、川島印刷の体験テーマは「米沢の魅力が伝わるしおりを作ろう」です。
実際の仕事を想定して、高校生ぐらいの年代が米沢に訪れた際、おみやげなどとして買ってもらえる物という条件で考え、理由も含めて制作、発表してもらいました。 米沢に訪れる学生が米沢のどんなところに魅力を感じて、どんなものを欲しいと思うのか、普段米沢の商売繁盛を応援している私たちの仕事を実際に体験してもらい、米沢の魅力を再確認して作ってもらえるようなテーマを選びました。
私は、作業を進める学生の補助をしてましたが、ラフを書く高校生の自由な想像力、柔軟な発想力に驚かされ、楽しく積極的に話し合ってアイデアを出し合い、作り進める姿にその源泉を垣間見た気がしました。
粗削りでも若い世代が作るエネルギーやアイデアは、誰かが共感、共鳴するものを作る力があります。これからの企業、会社の希望になるであろう若い世代がその可能性、才能を発揮できるか否かは本人の意志でもありますが、米沢だとやりたい仕事がない、地元だと選択肢が少なくて難しい、といった社会環境の理由でここにいることを諦めてほしくはありません。地元を好きでいる学生が、地元での仕事を知って選択肢を広げていけるように、地元で働く魅力を伝えていきたいと思いました。
川島印刷の魅力とは
もう一つ感じたのは、川島印刷の魅力です。
入社して早半年、自社を主観で見ることが増え、色々なことが当たり前に見えるようになってきました。
今回、職業体験をする学生にパンフレットを配り、企業紹介を行いました。そこで会社の取り組み、制作事例などを客観的に見て、今までの積み重ねや功績を再確認し、その魅力がつまったバトンが今自分に渡されつつあるということ、そしてそれを次の世代へ繋いでいくことへの事実と責任を実感しました。
川島印刷はクライアントを一番に考え、地域社会に貢献し、新しい改革を行い、常にアップデートする会社です。その魅力を余すことなく伝えていけるよう、そこに自分も関わって新しい何かを始めていけるよう、多角的な視野を持って、様々な面に可能性を持って今後も仕事を行っていきたいです。
作業中、高校生にキレイなだけのデザインは作らないと説明し、その意味を考えて進めてもらいました。完成後、お互いのデザインを見せ合いながらなぜこのデザインになったのかを紹介しあう時間。春夏秋冬それぞれの季節の魅力を彩ったもの、旬の食べ物、雪灯篭が光った雪景色、上杉神社の桜などデザイン、配色、配置、どの作品もまったく違うしおりになり、それぞれが思う米沢を表現していて、でもすべてに米沢の魅力が伝わる。地元に興味を持っているからこそのデザインになっていて、クライアント側の気持ちになって感じることができました。
私にとっても学びと気付きの多い機会になり、高校生には地域の職の魅力が伝わって、今後の進路を考える上で少しでも役に立てば幸いです。
川島印刷に興味を持ち、願わくば近い将来に、川島印刷で共にできたら
そんなことを思ったWAKU WAKU WORKでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。