作り手の心意気を見える化する心意気デザイン

心意気コラム

公開日:2023.9.8

最終更新日:2024.10.2

アイディアはスーパーサイヤ人から生まれる

アイディアはスーパーサイヤ人から生まれる

アイディアはスーパーサイヤ人から生まれる

こんにちは、営業部営業企画課のさとうです。

前に後輩から「発想力をつけたい」と相談を受けたことがありました。彼女は他の人の言動を見て「なんでそんなことを思いつけるんだろう?」と感じる瞬間がたくさんあり、自分もそうなりたいと言うのです。

私自身、優れた発想をする才能は兼ね備えていませんが、アイディアを生みやすい状態は作れると考えています。これは大学時代に学んだことで、今でも私の価値観として根付いています。当たり前のことを書いているだけかもしれませんが、後輩の役に立てればと思いお話したいと思います。

アイディアはそこらへんに落ちているものではない

よほどの天才でない限り、まず大前提としてアイディアは何もないところからは生まれません。石ころのようにそこらへんに落ちているものでもありません。「ひらめいた!」と突然空から降ってきたような感覚があっても、真っさらな何もないところから生まれたわけではなく、何かの”きっかけ”があって生み出されています。そのきっかけは、自身の知識や経験、人脈、環境、生活習慣など、さまざまなものを指しますが、これらに共通することは自分が認知しているということです。

よくアイディアは既存要素の組み合わせから生まれると言われますが、”自分が認知している”既存要素の組み合わせから生まれる、がポイントだと思います。自分が知らないことはどうしたって知らないわけで、頭の片隅にもないことからひらめくのは至難の業ですよね。

ひらめくきっかけ(認知)を多く持ち、新しい組み合わせを生み出すのが発想力。組み合わせを考えるだけでなく、認知するものを増やしていくことがアイディアが生まれやすい状態を作るための第1ステップになります。

スーパーサイヤ人になろう

ここでやっとスーパーサイヤ人のお話。スーパーサイヤ人は炎のようなオーラを纏いますよね。あのオーラが「認知」だと思ってみてください。勉強して知識をつけたり、新しいことを経験したり、たくさんの人と知り合ったり…徐々に認知のオーラを大きくしていきます。そうすると「この経験活かせそうだな」とか「この人に協力をお願いしてみよう」といった組み合わせの幅が広がります。私はいつも頭の中にこのオーラがあり、日々大きくしていこうと奮闘中です。

認知は生きているだけで自ずと増えていくかもしれませんが、自分から増やしていった方が早くオーラが大きくなります。世の中を見渡せばまだまだ知らないことだらけ。相談をくれた後輩が知っていて、私が知らないこともたくさんあります。だからこそ、日々の勉強や経験で知見を広げて、新しく知り得たことを共有して補い合いながら、仲間たちと一緒にスーパーサイヤ人を目指していければと思っています。

このコラムを書いた人
さとうさき

山形県鶴岡市出身。東北芸術工科大学 企画構想学科を卒業し、新卒で川島印刷に入社。8年ほどWebディレクションのお仕事を行った後、ブランディングディレクターと広報・採用担当になりました。デスクワークでもくもく作業よりも、各地に足を運び、いろいろな方とお話することが好きなタイプです。

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