床は毎日直接触れるもの。
だからこそ、本当に良いものを選んでほしいという想い
アイタ工業さまは、国産広葉樹の無垢フローリングをはじめ、国産材の加工・販売を行っています。
今回は、展示会用パネルの制作をご依頼いただきました。
同業他社が多く並ぶ展示会だからこそ、アイタ工業さまの魅力や大切にしていることを、ひと目で伝えられる表現を目指し、丁寧にヒアリングを重ねました。その中で印象的だった言葉が、「足の裏は第二の心臓」。かつてお客様に説明する中で、社長の口から自然に生まれた言葉だそうです。
床は毎日直接触れるもの。だからこそ、本当に良いものを選んでほしい。
その想いを端的に表していると感じ、この言葉をそのままコンセプトとしてデザインに落とし込みました。
木の種類によって肌ざわりや質感は大きく異なります。実際に触れることで、その違いや自分に合う一枚を直感的に感じてもらえる。そこで「まずは触れて実感してほしい」という行動を促す役割も込めています。
また、「なぜ足の裏は第二の心臓なのか」と疑問を持っていただくことで、アイタ工業さまの想いやこだわりを自然に語れるきっかけにもなると考えました。
別案として作成した「十人十木(じゅうにんとぼく)」というコンセプトのパネルも選んでいただきました。十人十色になぞらえ、広葉樹の種類の豊富さと、人それぞれ異なる暮らしを重ね合わせた提案です。
ヒアリングを通して感じたのは、アイタ工業さまが国産天然木の無垢材にこだわる理由は、その先にある“人の暮らし”を大切にしているからではないかということでした。
多様な広葉樹の特性を熟知しているからこそ、一人ひとりの暮らしに合った提案ができる。
その想いを温かみあるイラストで表現しました。