雪のなかの宝物「雪菜」を次世代へつなぐレシピ集
雪菜は米沢の伝統野菜で、その特徴は「雪の中で育つ」こと。
冊子の打ち合わせをした際、雪菜生産組合の皆さんからは「雪菜は宝物」「後世に残していきたい」という言葉が出てきました。
その想いをうまくこの冊子に落とし込めないかと考えた際、雪菜独特の収穫方法である雪の中から掘り出すシーンを想像しました。そのシーンは、幼い頃に雪原で遊んだ宝探しを思い出しました。
そこで、「雪菜は宝物」という想いと、雪菜ならではの収穫方法を組み合わせ「雪のなかの宝探し」とテーマを決めました。章タイトルに「掘り起こす」というワードを用い子どもや若い世代へ親しみやすさを出す為に扉をイラストで仕上げました。
この冊子では、雪菜の伝統的な食べ方「ふすべ漬け」からサラダやスープ、メイン料理、米沢興譲館高校の生徒さん考案レシピなど様々な食べ方を掲載しています。
他にも雪菜の歴史や特性、魅力を紹介するコラムなど雪菜をもっと身近に触れてもらいたいという想いが込められた冊子になっています。


